車両番号の付番方法・編成表記

当サイト上の編成表記

当サイトでの編成番号は形式+下2桁(00〜49)で表記しています。
※一般的には起点側(新宿寄り)先頭車両の車両番号で、編成番号を表記します。

8000系10両編成は6両編成と4両編成の分割結成編成です。
京王線のダイヤでは現在分割運用が存在せず、通常は10両固定扱いとしています。
また車両検査上も10両編成で1編成とみなされ、同一編成として扱われます。
但し本来は別々の編成であるため、ここで新宿方の先頭車両で編成を表記した場合、
6両編成/4両編成なのか、10両編成を示すのかが明確でなくなってしまいます。

このため当サイト上では上記の通り、編成番号は形式+下2桁(例:80xx編成)とし、
基本編成と分割編成を別個に表す場合に限り、新宿寄り先頭車両の車両番号を表記し、
これと合わせて(6両編成)(4両編成)などの補足を併記することとしています。
また8000系8両編成ですが、これについては上記の10両編成車と若干仕様が異なることと、
運用面でも全く別のものとなっているので、ここでは8020系と表記し区別しています。

当サイト内での編成の取り扱い

一般的に、入線日や検査履歴などは、各車両固有に扱うのが通常です。
しかし私鉄の多くが運用、検査を編成単位で取り扱っており、編成を組み替えることはまれです。
京王8000系においても、これらを編成単位で実施していることから、
当サイトでは特記なき場合、編成単位での表記としています。
※8000系の6両編成/4両編成の取り扱いは上記の通りです。

編成表の見方

875081508100805080008700 8850825082008800
Tc2 M2 M1 M2 M1 Tc1 Tc2 M2 M1 Tc1

サイト内の編成表は、特記なき場合は左側が京王八王子・橋本方、右側が新宿・本八幡方です。

形式の解説

8000系の形式は以下の6形式です。

Tc2.クハ8750
 M2.デハ8050
 M1.デハ8000
 T2.サハ8550
 T1.サハ8500
Tc1.クハ8700

形式の読み方

例:8801号車(新宿寄り先頭車/10号車)

8:形式 この場合は8000系の8
8:仕様 運転台付であることを示します
0:番号 ユニット内連結位置の他、製造番号の2桁目です
1:番号 製造番号。この場合1番であることを示します
仕様を示す3桁目は以下の通りに分類されます。
0−4 デハ(電動車)
5・6 サハ(付随車)
7・8 クハ(先頭車)
同一形式があった場合、仕様桁に新宿側から若い番号を付けていきます。
基本と増結の編成があった場合は、連結位置に関わらず基本編成が優先です。
10両編成車の場合、6両編成が基本、4両編成が増結と分類され、
電動車は6連[100,000]、4連[200]となっています。

2桁目・1桁目は、製造番号順序を示します。
八王子側が51、新宿側が01から付番されていきます。
10編成以上は2桁目の数字を繰り上げます。
また、仕様が変わる場合(都線対応、両数変更など)には、
+20または+30した数字より付番する場合があります。
8両編成の8020番代、地下直対応の9030番代などがこれに相当します。

この例にあげた8801号車の場合、増結側に分類される4両編成の
新宿寄り先頭車に当たるので、3桁目は7でなく8になります。
この車両は末尾2桁が01なので、第1編成の先頭車となります。
6両編成の新宿寄り先頭車が8701になります。
八王子寄り先頭車は8751,8851となっています。